髪がパサパサしている状態とは?
パサパサとしてハリツヤがなく、手触りが悪い髪はできれば改善したいもの。
髪のパサパサは、毛髪の外側を覆っているキューティクルがはがれたり、ウロコ状のキューティクルが開いてしまい、毛髪内部にある髪本来の保湿成分や油分が失われて髪の内側から乾燥している状態です。
髪がパサパサしていると、枝毛や切れ毛も多くなります。
枝毛や切れ毛は、キューティクルの剥がれと髪内部の成分、タンパク質の流出によって起きるもので、原因は乱暴なブラッシングや無理なコーミング、パーマ剤やカラー剤の不適切な使用などさまざまですが、いずれもキューティクルの剥がれや毛髪のキズがきっかけです。
髪の毛がパサパサになる原因
熱は髪を乾かしたり、髪を柔らかくしてヘアセットを助ける働きがありますが、上手に使用しないと傷みの原因に。
アイロンやコテは、120~150℃に設定してなるべく低温で使用しましょう。
使用する前にオイルやミストなどのアウトバストリートメントを塗布しておくとダメージを抑えることも。
ドライヤーの熱についても同様で、高温よりも中低温のたっぷりの風量で乾かしましょう。
パーマ液やカラー剤は、髪の内部に浸透してケラチン繊維を破壊する性質があります。
使用を繰り返すとキューティクルは徐々にダメージをため込み、最終的にははがれてパサパサの髪に。色落ちなど気になると思いますが、全体染の頻度は2~3カ月に1回程度にして、伸びてきた部分を染める根本のみのカラーを月1回程度行う方が毛髪のダメージが抑えられて良いでしょう。
ホームカラーは染めやすいようにアルカリ剤を多く含んでいる場合が多いので、毛先には薬剤を付けない、白髪染めは気になる部分だけにする、よくすすぐなどを注意して使用しましょう。
カラー剤を塗布してから時間の置き過ぎにも要注意。髪質や髪の状態は1人ひとり違うので、できればサロンでカラーをしましょう。サロンカラーはアルカリ度が低いので低ダメージです。
そしてN1O HAIRSALON では必ずカラー後に残ってしまうアルカリ剤を除去しております。後々のダメージが圧倒的に少なくなります。
ホルモンは髪の成長に大きな影響を与えています。思春期や更年期、生理周期のほか、ストレスやダイエットなどが原因でホルモンの分泌が乱れると、髪がパサパサ・ゴワゴワになることも。
ホルモンを完全にコントロールすることは難しいですが、睡眠時間を確保する、良質なコレステロールを含む食品や大豆製品などをバランスよく取り入れたりして生活を整えましょう。
キューティクルにはメラニンが存在しないため、紫外線の影響を受けやすくなっています。
髪専用のUVスプレーを使用して、紫外線から髪を守りましょう。
ほとんどの方がお肌は日焼け止めで守ると思います。髪も同様に紫外線からの保護をしましょう。
最近ではヘアスタイルをキープするUVスプレーも。2~3時間おきにつけなおすことがポイントです。
パサパサな髪を改善するケア方法
シャンプー、トリートメントを見直す
髪質や肌タイプ、年代などにもよりますが、パサパサの髪に悩む人は、アミノ酸系の界面活性剤が主成分になっているシャンプおすすめ。
泡立ちがよいので髪同士の摩擦を抑えることができます。なかでも植物成分由来のタイプは水分の保持力が高く、パサパサ感を抑えるのにぴったり。
自然乾燥ではなくドライヤーを使う
濡れている髪はいちばんダメージを受けやすい状態。髪がパサパサしやすい人は、濡れた髪を放置せずできるだけ早めに乾かしましょう。
ドライヤーを使うことで、静電気や摩擦のダメージを最小限に抑えながら、キューティクルを正常な状態に戻すことができます。
アウトバストリートメントでケア
洗い流さないトリートメントの主なメリットは、ドライヤーの熱から髪を守ってくれること。
傷んだ髪を補修したり、髪をコーティングしてまとまりをよくする効果も。
ミスト・オイル・クリームなど、さまざまなアウトバストリートメントがあるので試してみてください。
サロントリートメントの利用
おうちでのケアだけでなく、定期的に美容室でスペシャルケアをすることも大切。
カラーやパーマをすると、髪の毛はアルカリ性に傾きパサつきの原因になりますが、直後にトリートメントをすれば理想的な弱酸性の状態に修復。
まとめ
・UVカットヘアスプレーで紫外線から守る
・アウトバストリートメントを使う
・ホームカラーは極力やらない
・サロンでの定期的なトリートメント
・ドライヤーで乾かす
・コテ、アイロンの温度を下げる
いかがでしたか??
どんなに着飾りお洒落をしてもパサパサ髪では綺麗に見えないですよね。。
今回学んだことを実行してツヤツヤ髪を手身入れましょう!!
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